(このブログは、東洋経済新報社刊「LIFE SHIFT2」を参考に、私の思うところを書いています。スタートは、昨年の7月10日です。)
しばらくブログを休んでしまいました。歯科治療中に呼吸困難を起こし、意識も危うくなったようで、気がついた時は、酸素吸入をしていました。自分の体が一級障害者であることをあらためて実感しました。だいぶ体調も良くなりましたのでブログを再開します。
来週から始まる令和6年度は、「歌と健康セミナー」のほかに、講演会二つと公民館の成人学校の連続講座も引き受けています。また、趣味の合唱の方も、男声合唱団は東京の合唱団とのジョイントコンサートで、レクイエムのバリトンソロを私がやるとか、指導している混声合唱団は一年後に初めてのコンサートを開くことになるなど充実した年になりそうです。「無理せず、無理させず」の目標を忘れずほどほどに取り組んでいきます。時々、ブログが止まりますがぜひ継続してお読みいただければと思います。
前回のブログでは、「中高年だからこその知恵の活用」というタイトルで、我々シニア世代の働き方について提案しました。しかし、現代の世の中は大きく転換しようとしています。一昨日退職校長会があり、代議員として参加したのですが、「役職定年制」の情報がありました。学校長だった人がある年齢をもって一般教員として働くようになるというのです。しかし、校長経験者としてこの会に参加してもらうよう呼びかけるということです。
それに該当する方の状況や気持ちをもっと知りたいと思いますが、主に役員さんたちが気にされているのは組織の維持のようで、亡くなった人、退会した人などの減員経過とともに、総会員数が示されていました。このように現場の状況が大きく変わっていく時代にあって、この会の存在意義はどこにあるのか考えてしまいました。
本(ライフシフト2 P157)には、「過去ばかり見ていると、慣れきった行動をひたすら繰り返し、過去へのノスタルジアと後悔の感情だけで行動しかねない」と書かれています。
どうしたら「今を楽しみ、希望と期待を持って未来を見ること」ができるのでしょうか。それが私の研究の重要なポイントです。(続く)