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自分の置かれた立場としての関係性

(このブログは、東洋経済新報社刊「LIFE SHIFT2」を参考に、私の思うところを書いています。スタートは、昨年の7月10日です。)

 自分の置かれた環境としての物理的空間について前回触れた。もう一つ大事な空間は、所属しているコミュニティーだ。過去・現在・未来、どのような人と出会い、何を自分が受け持ってきたのかなど、その人の学びにとって重要な要因だろう。

 私もこのブログを書いていて、定期的に読んでくれている人が増えて、大勢になってくれるのは嬉しいが、さほどそれを目的として取り組んでいるということはない。むしろ日常生活で関係のある人や友人関係など、関わりのある人がいて感想を寄せてくれたり、このブログをもとに講演を依頼されたりと、自分に返ってくる反応がありがたいし価値を感じる。

 この「関係性」については、次の章「第5章 関係」で詳しく触れる。これまで考えてきた「探索 学習と移行に取り組む」の「移行」について次回から扱っていこう。