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歌と健康セミナーにつなげて

(このブログは、東洋経済新報社刊「LIFE SHIFT2」を参考に、私の思うところを書いています。スタートは7月10日です。)

 10月に入っていよいよ来週から長野市の公民館3つで「歌と健康セミナー」を開催する。会場・期日等はこのホームページで公開しているのでみてほしい。

 今年はこのブログで扱っている“人生を再構成する三つの要素”「物語」「探索」「関係」を指導の中心に置いていこうと思っている。この象徴的な言葉ではわかりにくいのでもっとわかりやすい表現はないかなと考えてみた。

「物語」は、「自分の人生を紡ぐ」ということかなと思う。自分のアイデンティティを見つめ、自分の可能性を探り、他の人と関わりながら自分のあるべき姿、ありたい姿を紡いでいくのだ。

「探索」は、「ドアを見つけ開けてみる」ということだ。私は、映画“ラビリンス”(魔王の迷宮)で迷路を歩む主人公のサラを思い出してしまう。人生はサラがたどる生垣の迷路のように、錯覚で見えないところに面白い分かれ道があるのだ。自分のいろいろな可能性を意識するからこそ新しいドアに出会い、開いて進めるのだ。

 

「関係」は、「深い絆を育む」ということだ。いろいろな人と出会い、その関係性を育むからこそ、自分の存在感を感じ、目指すものが見えてくるのだと思う。そしてその関係性の中で糸を紡ぐように人生のストーリーを進めていけるのだ。

 できるだけわかりやすく、心に届くセミナーにしたいものだ。もちろん歌うことの楽しさを十分味わいながら。去年の若穂公民館から比較的平坦地というか住宅の多いところを受け持つようになって、参加者も学校のひとクラスぐらいになっているのでやりがいもある。また、セミナーを進める中で私自身の行動戦略も見つめ直し、ブログで発信していこう。