このブログは、MIC教育心理研究室の活動の一環として、心理学や脳科学などの研究を通して、人の生き方に向き合い、自身の生き方を見つめ直すことを願って取り組んでいます。講演会や公民館指導、合唱団指導のアップデートにも役立つものと考えております。
昨年の12月から続けてきた「脳科学と人格」に続けて何を題材にするか迷っていましたが、「LIFE SHIFT2〜100年時代の行動戦略」(東洋経済新報社刊)にしました。以前同じ著者の「LIFE SHIFT1」と「WORK SHIFT」を扱いましたが、やはり私は、こういう現代的課題と向き合い、自分の進むべき道を考えるのが好きなようです。お付き合いください。
実は、私のブログは2週間ほど休止していました。その1番の理由は、日頃の活動が忙しく新しいテーマを腰を据えて考えるゆとりがなかったからなのですが‥。カイトソサエティ(長野高校合唱班OB・OG会)の事務局長という仕事をもう30年以上受け持っています。事務局長は、役員の協力のもと企画を練り、会員に発信し、事業を成功に導く重い仕事です。特に今年は、現役の定期演奏会が50周年という節目の年であることや、コロナ禍で止まっていた我々先輩たちの賛助ステージが復活することなどの対応に追われました。しかし、10代半ばの若者から70代後半のシニア世代が共にステージに立ち、歌声と心をひびき合わせる喜びは説明のしようがないくらい嬉しいことです。
今年やってみて時代の変化を感じたのは、本番前日の夜の練習と当日午前中の2度だけの練習でステージ本番の合唱したことです。会員の登録メールに案内を送り、Googleフォームで参加等の可否をまとめ、ホームページに指揮者の意向を載せた楽譜と、パート練習や全体のハーモニーのわかる音源を載せて、希望者は自宅で練習してこられるのです。いや、本番に立つことを思うと自分で納得いくまで練習してこなくてはいけないのです。
これからブログで扱っていく「LIFE SHIFT2」の前書きなどには、コロナ禍のパンデミック(世界的蔓延状況)について扱っています。時代の変化の急展開を求められた状況のことです。我々シニア世代もズーム会議、LINEによる連絡網など、当たり前に経験してきています。さらにAIの活用につては大騒ぎです。「正解の見えない」「展開のスピードに不安を感じる」これからの世の中に我々はどう生きていけばいいのだろう。その「人生戦略」の第2弾をスタートさせたいです。