「あなたがものごとをどう見るか、そしてそれにどう反応するかによって、実際に起きることが変化する」本の序章は、この言葉でスタートする。
脳科学と人格についてブログで発信しようと考えていたら、自分の日々の行動が気になってきた。昨日は、信州プレミアム食事券というのを初めて使ってみた。先月結構利用したのは、長野市プレミアム商品券だ。限度額の5万円申し込んで4万円一人当たり手にして、スーパーや衣料品店で利用した。チケットで届いたので、千円払っても、八百円ぐらいの支払いでお得感があった。
今回の食事券は、チケットではなく全てスマホ決済だ。1万円払って、1万2千円分の権利を確定した。ラーメン屋で豪華な多様中華の王様盛りトッピングのラーメンを食べた。1130円の支払いをスマホでしたら、残高10870円と表示された。その時何を考えたかというと、「なんだ、あと870円でお得の分は終わりか。もう一回だけか。」そして「残りの1万円分は、使い切らないといけないんだ!」という考えだった。2000円はタダで食べた儲け感があるけど、残りの1万円分は、支払った分で、ノルマのように感じた。
チケットで払った時は、千円分のチケットを使っても、実際は800円しか払っていないお得感が常にあり、あと何枚残っているかなあとお宝を持っている感があった。しかし、今回は2回ばかりの食事でお得は終わり、あとはノルマのように思ってしまった。
ただ、発想を変えれば、全体を通して一万円の出費で一万二千円食べられるので、同じなのだが、この感覚の違いは面白いと思った。まさに「ものごとをどう見るか」で儲かった感が、継続するかしないか変わってくるのだ。人が生きる上で、その発想をどう受け止めるかで、日々の行動や幸せ感が変わるというのを感じたのだ。今後、このブログを通してその人格と出来事の変化を見つめていこうと思う。
ちなみに、食事券だが、多くの県民が喜ぶ方法はあるだろうか。例えば、とりあえず1万円分デジタルで資金を買い、それを使いっきた時、二千円のご褒美金が出るとか、店に千円払うと、資金は八百円しか減らないとか、お得を後から実感させるのもありかなと思う。