今日は秋晴れに誘われて初めてお出かけパスポートを利用して町の探検に出掛けた。新田町交差点まで行き、鍋屋田小の前を流れる川に沿って歩いてみた。川はすぐ暗渠になり、中央通りの下を横切って、いつも世話になっている長野音協の横を流れていた。若い頃合唱団の練習をしていた塩沢ホールの横の道が北八幡川に蓋をしたものだとは知らなかった。
しばらく行くと県庁の手前で、南八幡川と分かれるところにでた。川沿いに歩く道が整備されていてありがたかった。さらに県庁の北側を通って川と別れ、妻科に向かった。今回の調査は、ひまわり公園の断層崖がどのように町を横切っているかをこの目で確かめたかったからだ。車でサッと通ってしまう道も歩いてみると坂の傾斜や建物の立っている土地の段差がよく見えてくる。
妻科神社からひまわり公園に向かって歩いていると、合同庁舎の建物群が見えてきたが、長野地方裁判所の南側は見事な段丘崖になっていた。それが通りを挟んでひまわり公園につながり、斜めに大門の方へつながっていた。いつも長野市立図書館へ行く時、県町から急に傾斜がキツくなるのを感じていたがまさにそこが善光寺大地震の時にできた崖の跡なのだ。
そのあと、城山小学校の下を巻いて、長野大通りに出て、長野高校の方へ向かって歩いた。おそらくその歩いた道が断層線の続きだろうと思う。その辺はまた明日にしよう。