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自身の未来探求 その2

 家族に頼りにされる存在になるには、やはり生活資金面で心配をかけないことだろうと一昨日書いた。退職したから手持ちの資金で細々と暮らすと考えがちだが、できれば新しい挑戦をしていきたい。

 先月駐車場の工事が済んで支払いをしてほっとしている。他にも仕事部屋や寝室の改造など自分の居場所つくりなどもなんとか果たしたので、これからは注ぎ込んだ資金を少しずつでも復活させていきたい。それはやはり資産形成の取り組みだ。

 最近は国を上げて投資に関心を持ってもらおうとしている。先週見たテレビ番組で、ある夫婦が家計をやりくりし投資に取り組んでいる様子を見せてくれた。途中証券会社の人とパソコン画面を見ながら相談している様子が出た。そこで私は人任せはダメだよと思ってしまった。実は私も初めは証券会社の人の世話になってやっていたが、お任せしておくのは結局良い結果が出なかったのだ。

 退職金をもらってから新しくお付き合いした証券会社は、初めはすごい利率の定期預金を紹介してくれて驚いたが6ヶ月だけのものだった。その後に紹介されたのは、一生お任せするタイプのものだった。結局美味しい話でお客をつかんで、その後は長年お付き合いすることで、少しずつ結果は出るが、証券会社にかなりの管理料を出すことになるとわかった。6ヶ月過ぎたところで、かなり変動は激しいが上昇率の高いものに移した。半年の間にもらったパンフレットやネットで研究し、おすすめのものよりもリスクはあるが良い結果を出せそうなものを選んぶようになった。それがかなり成功したようで、営業の担当が替わる時、この人はなかなかやり手だと引き継ぎがあったそうだ。その後、新人の担当者に変わった時は、上司が一緒に家まで来て挨拶をしてくれた。この人を大事にしろよというこのなのだろうか。

 でもその後は営業の人に任せるのではなく、証券会社も自分で選び、全てをパソコンで自分で投資するように変わった。株もお試しで少しずつ始めて、今は、個人投資家としてはかなり本気でやっている部類に入るようだ。退職して証券会社とお付き合いしてやったのが5年ばかり、自分でいろいろ挑戦するようになって約4年、3年後の72歳の節目には、上昇気流に乗って頼りになるお父さんでいたいものだ。