「無形資産」について考える中で、自分の人生を振り返り、何が大事だったのか整理することができた。なんとなく生きるのではなく、「自己投資」が必要で、単に日々の仕事に追われるだけでなく、「あるべき自己像」を求め続け、「多様性に富んだ人的ネットワーク」を構築していくことが重要だ。時には、リスクを伴うこともあるが、健康や家族等との関係に配慮しつつ挑戦する気持ちは忘れてはいけない。
このブログを始めた時も、最初は「ホームページを作るには誰に助けてもらおうか」と他の人を頼りにすることをまず考えた。とかく未知の世界には一歩進めるにはためらいがある。しかし、今では、ブログを書くことそのものが毎日の目標となっており人生の大きな柱になっている。
60歳代最後の今年、考えるべきことは、75歳からの新しい目標を何に据えて、そのためにどのような自己投資をしていくべきかということだが、まだ混沌としている。私たちの年代は、「教育・仕事・余生」と3ステージを生きてきた世代だ。しかしそれなりに新しい生き方を見つめ、何か自己満足で終わらない具体的な目標が欲しいと思っている。
さて、ライフシフトの研究は、その「選択肢の多様化」マルチステージに関する内容になっていく。「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオワーカー」それらを来週は一つずつ紐解いていこう。