12月30日「ホームページの取り組みを振り返って」

 2020年9月から始めたホームページです。その前の年(2019年)長野市教委を退職し、自分の居場所であり、日々の研究の場として研究室を開設しました。外の仕事もそれなりにありましたが、「研究室」と名付けても普通の書斎ですので、一人篭る世界になりやすいと思いました。なんとか多くの人と繋がり、自分の研究を知ってもらったり、何より社会における自分の存在を位置付けたいとホームページ開設に取り組みました。

 今振り返ってみると、それが自分の研究を形あるものにできることであるし、講演会依頼なども、ホームページを確認した上で連絡があることが多いので、やはり自分の存在を社会に発信する場として大事なんだと思います。

 ブログの実績は、令和2年(2020年)77回、今年令和3年(2021年)132回、合計209回となりました。それぞれが結構重い文章なので、本を一冊書いたぐらいの仕事量かとは思います。内容は振り返ってみると、老いの研究や生涯現役など、老年期の研究が多くなっています。これは、公民館の「歌と健康セミナー」や生涯現役促進の講演会を頼まれたせいもあるかなと思います。

 今後はもっと人生100年時代を見据え、若い世代にとっても重要と思える研究を発信していきたいなと思います。時代の変革スピードは私の若い頃とは全く違います。10年後にどうなっているかは、シニア世代にとっても他人事ではありません。