自分と社会を見つめる科学 その40

 サクセスフルエイジングを中心テーマに老年期の心理を扱ってきたが、以前の生涯現役促進のテーマと重なる部分が多く、共通項も見えてきて、そう言う意味ではよかったと思う。

 やはり大事なことは、人は「承認欲求」が満たされることが重要で、そのために色々な人と関わること、自分らしさを幾つになっても持ち続けること、できれば新しい自分を見つけるぐらいの気持ち(変身願望)を無くさないことなどで、エネルギッシュな日々を過ごしたいものです。まわりの人がそれを見守り応援してくれるような人間関係づくりも大事にしたいものです。

 明日は、混声合唱団エールの練習日です。その団体名を皆で再確認し、互いにエールを送れるような仲間づくり、活動することの意味や喜びをかみしめ、できれば「明確な目標」を持つことでさらに前に進みたいものです。

 生涯発達心理学という大テーマで、青年期から老年期まで研究してきたが、人生100年時代といわれるこれからを見つめるとき、新しい視点からの分析も必要に思う。来週からは、成人期を中心に、気になっているメモが溜まっているので、これからの社会を考えたときに大事にしたいことに視点を当ててブログを発信していこうと思う。(続く)