長野市ボランティアセンターで開催された生涯現役促進の実践発表と講演が先週土曜日終わりました。自分が話してみて改めて伝えたかったことはなんだろうと振り返ってみました。
一番はやはり「選択の自由」かと思います。シニア世代だけではないですが、命の次に大切な選択の自由は、自分が日々をどう生きていくか、何に向かって何をすべきか、その大事な分岐点を示している言葉だと思います。特に退職した我々は、残り少なくなった人生を、自分の意思で進み方を決めていくことが求められている。それを皆がどれだけ重く受け止め、向き合っているかを問い直してほしいと思う。
事例で、中学生の宿泊体験の例を扱いました。親元を離れ、自分たちで一日を作り出し、それを振り返ることで、自分を見つめるようになってほしいと思うからです。ただ、講演では、それよりもブログで扱った、同じ交通安全当番でも、仕方なしやるのと、目的を持ってやるのでは、あとで自分に返ってくる喜びというか成果の実感が違うという方が、わかりやすかったかもしれません。
そして、「自敬の念」については、上の事例と結びつけ、仕方なしやるのと、目的を持ってやることを話の材料にして、成果を感じることで、自分が頑張ったことをうれしく思い、自分の良さを素敵に思い、次には少々辛いことでも頑張る意欲に結びつくという話の方がわかりやすかったかもしれません。
前日の金曜日の夜たまたま見たYouTubeを参考に「人生の棚卸し」とか「自分の好きなことを」とか、「複線化」という言葉は、今回の狙い沿っていて紹介してよかったと思います。私自身も他人事ではなく、これから75歳ぐらいを目指して、何を目的に進んでいくか見つめ直したいと思いました。
ブログはとても自分を見つめ、日々歩んでいくためにとてもいいと思います。ブログを始めてちょうど1年がすぎたわけですが、これから2年目は、その積み重ねから自分が何を目的にやっていくのか方向を見定めたいです。その中で、人生の第3のステージである75歳以降に目指すものを膨らませていきたいです。
生涯現役というテーマでのブログはここで閉じて、次回からは、もう一度、人体の取扱説明書や心理的な研究に戻って学び続けていきたいと思います。