「若者・よそ者・ばか者」の新鮮な気持ちでイノベーション的発想を生み出していこうと昨日は記した。10月9日の講演については、このホームページのお知らせのところにチラシを掲載したので興味のある人は参照してほしい。私の講演の前に、活動事例発表を二つの団体がしてくれる。一つ目の団体の「ながの男の脳喝倶楽部」は、日本生命財団から本年度の「生き生きシニア活動顕彰団体」に選ばれたそうだ。
活動の内容は、社会見学や男の料理、高齢者施設の訪問等のボランティア、自己研修を重ねバラエティに富んだイベントで地域の仲間づくりに取り組んでいるとのことだ。当日の発表に期待したい。男性はとかく公民館の講座などには参加しにくいのかあまり集まらない。それがこのように組織化して、しかも様々な分野に挑戦しているだけでもすごいと思う。まず名前が「脳」に「喝」を入れるというのだから発想が面白い。私は脳科学に興味があるので、オキシトシンの話でもすれば喜んでくれそうな気がする。
「かがやき男塾」という男性の社会活動を後押しするための講座を受講した人たちで結成したそうだ。公民館等でいろいろな講座をやっているが、「なるほど」「いい勉強になりました」で終わってしまうことが多い。そこから主体的な歩みを始めるためにどうきっかけを起こすかそこが勝負どころだと思う。女性はお茶会でも結構長い時間盛り上がって楽しめるが、やはり男性は飲み会・カラオケなどだろうか。そして男性は、お楽しみ的付き合いではおさまらず、目的を持った活動を大事にするとぐんとまとまりが良くなるようにも思う。今は、コロナ禍で飲み会を開けないのが残念だが、目的と結果を大事にする男性特有の活動でお手本となってくれることを期待している。