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教育とコーラスのコラボで学ぶ

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、大きな要素は、「教育」と「コーラス」だと思う。教員として音楽指導に取り組むだけでなく、趣味の世界で大人の合唱活動を並行してやってきたことは、どちらの世界も豊かで、多くの経験を積み重ねることになった。子どもたちの成長する姿やその思いに触れたり、いろいろな世界で活躍する合唱仲間の人生に学ばせてもらったり…。

それどころか長い時間をすぎて、改めて再会して心を通わせたり、社会人として協力しあったり…。

そんなたくさんの出会い、人生の機微に触れる中で、無性に「人が賢く年を重ねる生き方」の研究にじっくり取り組みたくなった。それが、心理学や脳科学と向き合うことだったり、哲学や社会学だったりだと思うが、単なる学びではなく、合唱や人生100年時代の生き方の講座を指導することで、実践と結び付けながら学んでいくことが大切であると思えた。

「教育心理研究室」と名付けて、自分の今後を自分自身で道を開いていくことが、その研究と実践そのもののように思う。このブログの原稿にしていくことが、その歩みであり、自身の生き様であろうかと思う。大上段に構えた大袈裟な言葉に聞こえるかもしれないが、気楽に接してもらえると嬉しい。