認知症・アルツハイマー病の発症を遅らせるために、日々の運動や食事、趣味など質の高いものにしていこう。脳をしっかり使うことと、そこへ血流を届かせることが重要だ。
アルツハイマー病や認知症は、脳内のゴミの蓄積が原因で、それは40代前後から始まっている。
脳の疾患の怖さは誰しも知っているが、その予兆があらわれても、深刻に考えたくないものだ。「FAST ファスト」を知っていて欲しい。
歌や料理など、体のいろいろな感覚を総動員して行う日頃のことに「知的生活を維持」する意識を持って、なんとなく過ごすのではない日々を大事にしていきたい。
脳の活性化を図るために、ワクワク学びたくなることを見つけたり、記憶のコントロールセンターである海馬を活用する技を日常化したい。
神経細胞の樹状突起に膨らんでは消滅する出っ張り(スパイン)に記憶は刻まれていく。それを大きく膨らませ、確かな記憶にしていく脳全体のネットワークへの働きかけが大切だ。
記憶は脳の書棚に本のように並べられるわけではない。神経細胞の形が変化して、他の神経細胞とのつながりが強くなることで記憶されていく。そして必要がなければ消えていく。
水分補給一つをとっても案外知識は浅い。思い込みや人からの話だけでなく、きちんと情報を集め対応していきたいものだ。
このブログ作業が私の記憶力アップにとても効果がある。それは、知識を学び直し、人に伝えるために整理し、さらに確認と、3回も繰り返すことで脳の中で確かな居場所に落ち着くからだ。
高度な生き物としての哺乳類もウィルス由来の遺伝子の働きがあってのことらしい。身体の仕組みを知ってこそ健康長寿の根本が見えてくるのではないか。